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北海道帯広市で子供向けプログラミング教室を開講している「知恵の実」さんの教室に潜入取材!

こんにちは!はこだてキッズプログラミング教室「自由研究研究所」の三上です!

「自由研究研究所」は「Tech for elementary」のカリキュラムを取り入れたプログラミング教室ですが、北海道では3番目での開講となります。

多分北海道では、札幌市でそれなりにロボット教室やプログラミング教室があると思われますが、おそらく他の都市で子供向けのこういった教室は限りなくゼロに近いと思います。

そんな中!北海道の地方都市で子供向けのプログラミング教室開設の先陣を切った「ファーストペンギン」である教室が帯広市にあります。

その名も「帯広 子供向けプログラミング教室 知恵の実

そして、そちらを運営しているのが、代表の笹谷まゆみさん!

「知恵の実」さんはPRtableのサイトで紹介されていますので、笹谷さんの開業までのいきさつがご覧になれます。

PRtable「知恵の実」紹介記事はこちら

さて、知恵の実さんは「自由研究研究所」と同様、学習塾などの既存の教室を持っていて、その延長でプログラミング教室を始めたというわけではありません。

まさに、教育としてのプログラミングに可能性をかけている勝負師と言ってもいいのかもしれません!(笑)私もですがw

そんな先輩である「知恵の実」さんの教室の様子を、ぜひこの目で見てみたいと思い、帯広まで行ってまいりました!

さて、同じ北海道内ではございますが、函館から帯広というと、直線距離で約240kmも離れた場所です。

出典:国土地理院ウェブサイト(一部編集)

現在は高速道路が一本で繋がっておりますが(ほんの数年前)、車で約6時間は走ります。(有料道路だけの走行距離でも約400㎞!)

高速道路に乗らないで行くとなると、10時間以上は余裕でかかるでしょう。昔は本当に移動で一日がかりでした。

帯広市の現在の人口は約16万人後半。函館市の人口は26万人前半というところです。ちなみに札幌市は196万人で、桁が全く違います。

知名度はあれど、函館市も立派な”田舎”です。

さて、帯広に着きましたが、函館にくらべ圧倒的に雪が少なかったです。(今年の函館の降雪が異常に多い!)

ナビで「知恵の実」と思われる目的地に着きましたが、たぶんここだと思うんですが、イキナリ知らない人の家の庭に入るのはちょっと躊躇しちゃいます。

ウロウロして、明らかに怪しいひげズラのおっさんである私は、たまたま通りかかった小学生に声をかけちゃいました。「プログラミング教室の知恵の実さんはここですか?」と。

言ったあとに「しまった!」と思い、この見た目では叫ばれてもおかしくない!と悟ります。

その子はたまたま、「知恵の実」の笹谷さんのお子さんだったようで、私の訪問を事前に知っていて、教室まで案内してもらいました。

いや〜!ヒヤヒヤしたぜ!w

「知恵の実」さんの教室は、笹谷さんのご自宅の庭にあるログハウスで行われています。尺寸法でいうと、1辺が2間くらいの大きさでしょうか。

ログハウスでは、これから始まる教室の準備をしている笹谷さんと舘盛先生がおり、あいさつをさせていただきました。

その後、生徒さんが見えられました。6年生の男の子2人です。

「知恵の実」さんでは、子どもたちに毎回最初にタイピングの練習から始めさせてます。

点数の出るタイピングソフトで、子どもたちの成長も記録しています。

まだ6年生なのに結構なスピードでタイピングをこなす様子に感心させられました。

その後、「Tech for elementary」のカリキュラムをこなしていきます。

「はじめてのプログラミングコース」の終盤をやっており、ちょっと高度ながらも楽しそうに進めている姿が印象的。

課題を終えて、出来上がったものを得意げに見せてくれました。

しかもカリキュラム通りではなく、オリジナルの変化を加えた作品となっており、どうやって変えたか一生懸命説明してくれる様子を見ていると、「ゼッタイこれは子供の成長にイイ!」と確信が持てるものでした。

「知恵の実」さんは一コマ4人までの少人数制で、かなり講師と生徒の親密度が強いと見て取れます。

時間も終盤に差し掛かり、その子のお母さんが迎えに来ていました。

そこですかさず突然インタビュー!「なんでお子さんをプログラミング教室に通わせようと思ったんですか?」と聞いちゃいました。

旦那さんがパソコンをいじるのが好きなようで、その子も家でもよくお父さんと一緒にパソコンに向かっているそうです。何よりも楽しそうにやっていると。

ここまで見れて、私にとってはかなりの収穫です。

次の時間は、笹谷さんのお子さんも含めた、小学5年生3名での授業です。

ときにアットホーム”すぎる”教室はちょっとした揉め事もありましたが、それもまた勉強になります。

5年生くらいの男の子の奔放さも見ることができ、自分だったらこのときどうするかなというイメージトレーニングができたのもありがたい。

「知恵の実」さんは2人で講習をしておりますが、子供たちが一斉に話しかけてくるため、学年によっては一人講師では厳しいかなと思わされることもありました。

3時間もの間滞在させていただき、初対面にもかかわらず、まったく沈黙もない、かなり濃密なお話をさせていただくことができました。

私と笹谷さんは、共通点が結構みられ、また、子育てに対する意見も交わし、新たに地方部でプログラミング教室の新設をする場合の課題等も共有できましたので次にまとめます。

まとめ

地方部では、まだプログラミングという言葉も一般的ではありません。2020年から小中学校で必修化になるということも、半数以上の親がご存知ないというのが現状です。

まずはいわゆる”IT意識の高い親”にどのように存在を知ってもらうかが最初のステップであると思います。

それにはもともと講師がコミュニティーを持っていることがかなり重要です。(PTA役員の経験など)

私も笹谷さんも自前でホームページを作っており、検索エンジンに乗りやすくなる技術を意識して作っています。

「知恵の実」では、「帯広 プログラミング」で検索すると上位に出てくるようになっています。

その結果、ホームページからの問い合わせ増に繋がっています。

中には、”キッズ”じゃないかたの問い合わせもあるそうで、本格的なプログラミング言語を教えて欲しいという問い合わせもあるそう。

地方部でも、学びたい人の潜在需要があるということになりますが、都会と違い、やっぱりそういう人の機会損失があるんだなと実感させられます。

そして、曲がりなりにもIT事業者として認知されると、いわゆる「パソコンできる人、パソコン詳しい人」というイメージとなり、なんでも聞かれるという大変さもあります。

しかしIT系といっても、ざっくり並べただけでもこれだけあります。(細かくはまだまだあります)

  • Webデザイナー
  • Webディレクター
  • ITコンサルタント
  • セールスエンジニア
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • 組込みシステムエンジニア

〈参考〉【IT業界研究】IT業界地図で知る4つに分類できるIT業界の職種

仕事内容も全然違ったりします。

しかし、ザックリと全部に詳しい人という風に思い込まれることがあり、詳しくない人は何でも聞いてきます。そして明確な答えが出せないとガッカリされます(笑)

笹谷さんは職業訓練の指導員としても仕事をしており、大人向けに文書作成ソフトや、表計算ソフトの指導も行っています。

その経験から、子供のうちからこういったソフトをイジっていると、社会人になって強力な武器になると考えており、活きた技術を習得するために子供のころからパソコンを触れる環境づくりの手段としてプログラミング教室を行っています。

私も全く同じ考えで、IT教育を早期に行うことは、子供の就職や収入に大きく影響を与えるのではないかと考えています。

よく親御さんから聞かれることで、プログラミングは将来なんの役に立つの?ゲーム作ってなんになるの?という問が多く寄せられます。

私と笹谷さんの共通点は3人の子供と、学歴が高卒という点です。その点についてもお話させていただきました。

まずは、自分の子どもたちの将来について。

10年20年もすると、子供たちは社会人となっているでしょう。

その時どんな職業についているか。

今後20年で今ある半分の職業が無くなって新たな仕事が生まれているといわれています。

具体的には人工知能、いわゆる「AI」技術の進歩で多くの職業が入れ替わる可能性があります。

例えば、車の自動運転技術が確立されたら。

運転手という仕事がなくなるかもしれません。

高度な医療ロボットが出来たら。

医者という職業がなくなるかもしれません。

コンビニだって、自動レジが全部を賄えたら、従業員もいらなくなります。

そうなると、ロボットやAIを操作、制御する人材が重要になってきます。

私たちの教室開設の動機としては、せめて自分の子どもたちには、将来需要があるであろう職業につくためのスキルを身に着けさせたいという思いからです。

「子供の将来過敏心配症」とも言えます(笑)

また、地方部での引きこもりなどの現状を目の当たりにすることがあります。

地域コミュニティーに関わっていると、あの子の書くイラストがずば抜けている、あの子のブロック遊びは想像を超えているということに気づくことがあります。

残念ながら、結果として発達障害などの理由でうまくコミュニケーションが取れず、引きこもりになる子もいますが、地方部ではそういった子の受け皿が少なく、時間が経つに連れ、対応がどんどん難しくなっています。

もしかしたらそういう子が、イラストレーターやプログラマーとして開花する可能性を秘めているかもしれません。

しかし、パソコンに触れる機会がなければその才能も開花することもありません。

そのような子こそ、一度パソコンに触れてみてほしい。学校に行けなくても、もしかしたら収入を得る手段として活きるかもしれない。

お金を稼ぐことは重要なことです。決して卑しいことではありません。

しかし、人間誰しも向き不向きがあります。みんながプログラミングが好きになる、得意になるわけではありません。

別にプログラミングじゃなくてもいいんです。多くの選択肢の一つとして、私たちは子供たちに自分に向いていることを見つける機会を、少しでも広げたいという思いで教室を始めています。

また、子供を大学に行かせることを最大の目標としている親御さんの存在を感じることがあります。

問い合わせでは講師の学歴を聞かれることも少なくないそうです。

確かに学歴は一つのバロメーターであります。

しかし親として一番心配なことは、子供が大人になってちゃんとメシを食えているかということに尽きると思います。

昨今、大学の奨学金が返せず、自己破産するというニュースが多く報道されています。

返済総額1100万円。奨学金延滞で自己破産の27歳「大学に行ったことを後悔」

確かに大学は学びを深めるために重要な機関です。

しかし大学に入れさえすればいい、という考えに凝り固まっていたりしないでしょうか?

大学進学に向けて親として最も大事なことは、それまでに子の得意なこと、適正を見つけ、それを伸ばしてやるための手段として、そのジャンルで成長が見込める大学を選択してあげることだと思います。

その多くの選択肢の一つとして、IT教育があると考えています。

私と笹谷さんの共通点がそんな感じのため、プログラミングに及ばず、これも子供のためになるんじゃないか?あれも子供のためになるんじゃないか?という、秘めたるアイデアの披露の応酬もありました(笑)

そして、今やってることがちゃんと地に足についてからにしてください!と周りにたしなめられる感じも私に似ているなと思わせてくれました(笑)

とても歯ごたえのある話し合いができて、有意義な時間を過ごさせていただきました。

今回取材させていただいた知恵の実さんの詳細はコチラ

帯広 子供向けプログラミング教室 知恵の実

住所:北海道帯広市西12条南28丁目24番地 TEL:080‐5511-5633

北海道特有の悩みとしては、冬が困りものですね。

公共交通機関で小中学生が習い事に通うという習慣がないため(そもそも運行していない)、ほとんどが親の車で送迎ということになります。

そのため、親御さんとも会話をする機会も必然的に多くなり、連続しての講習をすることが難しい場合がある。(知恵の実さんは、次の講習までに会話時間を加味した、30分休憩を設けています。)

全国の教室と比べても、教室とお子さんの自宅の距離が遠いということもあるでしょう。通わせることだけでもハードルは高いです。

そして、車を停める場所には結構気を使うことになります。冬はだんだんと雪を置く(北海道弁では”なげる”と言いますw)場所が無くなって、お迎えの車が待っている場所の確保が難しくなります。

もちろん暖房費、雪かきにかかる時間、天候不順による時間の遅れなど、雪国特有のリスクは高いですが、地域の子供たちの明るい未来のために頑張ろうという気持ちが何よりも大事ですね!

帯広近郊の方は「知恵の実」さんでぜひプログラミングの体験をしてみて!笹谷先生と舘盛先生は面倒見のいい先生で絶対楽しいですよ!