こんにちは!はこだてキッズプログラミング教室「自由研究研究所」の三上です!
前回の記事で動画制作をしたことを書きましたが、そのやり方について解説したいと思います!
ねんどアニメってなかなか検索しても詳しい作り方ってあんまりネットで出てないんだよね。
メチャ楽しい!クレイアニメを作ってみようAll About
クレイアニメを楽しもうCECのねんど
こんなサイトを目を通しましたが、専用ねんどを用意するなど、どうしても敷居が高く感じてしまう…。
じゃあもう、自分なりのやりかたでとりあえずやってみよう!クオリティーは高くなくても楽しめればいいではないか!(「見切り発車の三上」と呼ばれてるとか、呼ばれてないとかw)
最初の準備!
ということで、100円均一に行ってきました。
函館では一番の品ぞろえを誇る「DAISO函館山の手店」!
こちらでねんどを調達します。
買ったのはこれ!「カラーこむぎねんど」。なんと!12色のねんどが入って100円です!うちの子の天候が悪くて外で遊べない日のマストアイテム!
それとこれ!脚がフレキシブルに曲がるスマホスタンド。
さらになんと!300円だけどこんなのも発見!専用アプリとか入れずにBluetoothにつなげてカメラ起動後ボタンを押すだけで遠隔撮影ができるスグレモノ!
そしてスマホのカメラで撮影します。
あとは、ねんど用のマットやへらなどはお好みで購入。
今回はこんなブースを作って作成しています。白い板も100均で調達。
さて、制作した動画をもう一度見てみましょう。
観ていておわかりかと思いますが、レゴの板をマット代わりで置いています。
わたしは考えました。今回のアニメを制作する上で、不安定なポーズなんかはどうやってキープするのがいいのかと。
ホンモノのアニメはどうやってるのでしょうね。ワイヤーとかテグスで調整してフォトショップで消すとかもあるんでしょうかね!?
今回はそこまでのクオリティーはとてもムリ!と思っていたので、多少見えてもいいけど、どうやって複雑な数パターンを固定するかで思いついたのがレゴです。
レゴはいろいろな形の部品があるため、抑えたりするにはかなりの自由がききます。
いちおうレゴが人形の裏にくるようにして極力隠しながら(実際は丸見えw)、ポーズを変え撮影を進めていきます。
最初は本当に一体一体、その都度手や足を作り直していましたが、かなりの労力!
あっ!これは手足のパーツを最初から複数作っておいたほうが楽だと思いつきます。
なんか細くて形が変えられて、しっかりしたモノないかなと考えました。
そこでピンときたのはこれ!新品の電源ケーブルなどを束ねてある”アレ”!あのヒモ!
名前なんて言うんでしょうね?モール?
とりあえず外側のビニールを剥いて裸の針金にし、ペンチで必要な長さに切ります。
こんな感じで複数作り、ポーズに合わせて本体に刺し変えます。
そして上半身下半身、そして頭をつなげる、いわば背骨のような役割のモノも必要だぞ!
そこで用意したものはコレダ!
ジャーン!なんとパスタです!
こむぎねんどにパスタです!
どうです、奥様!目からウロコでしょ!?パスタにこんな使いみちがあったとは笑
つまようじは意外と太いし、竹ひごはうまく折るのもムズカシイ。パスタこそ”ねんどアニメ制作”と非常に相性が良いのです!
そしてごめんなさい。
このあとスタッフが美味しくいただいていません。
とまあ、レゴとモール?とパスタがあればかなり複雑なポーズをわりと簡単に作ることが出来ます!
これは三点倒立の最初のポーズ
これで順調に撮り進めて行くことが出来ました!
gif(ジフ)にしてみよう!
実際に一つ見てみましょう。
こんな感じで、動画なんだけどカクカク動いて容量が少ないのが特徴ですね。
「Giam」GIF/MNG形式のアニメーション画像を作成・編集窓の杜ライブラリ
↑このソフトを使ってみました。
今はスマホ用アプリでも作成出来ます。「ストップモーションスタジオ」とかね。
他にはみんな使ってるアプリ「LINE」のカメラでもgif動画カンタンに撮れるよね!
↓「LINE」のカメラ撮影画面(ねんどアニメは撮れないけどgifってものをわかってもらうには一番いいツールかも!?)
そんなわけでワリと手軽に作れるgif動画ですが、今回作った動画は先にバックに流す音楽の長さが決まっていたため、コマ送りのスピードを思い通りに変えることのできるソフトを使いました。
「Giam 使い方」で検索するとイロイロ説明が出てくるのでそれを参考に。
先程のgif動画は「れんぞくブリッジかいてん」のワザ動画ですが、28枚の写真が使われています。
最後のキメポーズは、同じ写真を3枚続けて入れることで、ピタッと止まる印象を残すように工夫しています。
こんな感じで一個づつ体操ワザ動画を作っていきます。
一個でも作れればうれしいよね!
ちなみに作った動画をつなげたソフトは「Adobe Premiere」です。
このソフトは有名ユーチューバーとかも使ってるらしいので本格派です。けっこう高いし、初心者向けではないので、つなげたい人はやってみてね。
子供でもできるの?
さて、小学四年生の娘が私の作るところを見てまして、やりたいと言ったのでやらせてみました。
「にんじん泥棒のブタ」だそうです。
手とかパスタとか丸見えなところがありますが、それもご愛敬!
畑からちょとづつ抜けていくところとかはなかなかウマイと思いました。親ばかですが。
こんな感じで、自分の作品がユーチューブデビューして喜んでいました。
真面目な話をしますが、ユーチューバーってのは自分が出演してオモシロイことをやるだけじゃないってことをわかってほしい。
学校に行くのが辛くなって、たけどこういったねんど作るのが得意な子とかは、ぜひねんどアニメで動画上げたりしてもいいと思います。それが仕事になればいいしね。
もうちょっとちゃんと作ってみる
最初に作った「ねんどアニメ」は、急いで作ったので、人の動きとして変だなというところがありました。レゴ板1枚じゃきつかったし。
なので、幼稚園に出す目的で作ったのが、自分の納得のためにもうちょっとクオリティーも上げたいと思い、作りなおしましたw
ねんどもチョット変えてみました。「お米のねんど」。おんなじ百均のですが。
2色で100円なので、複数色そろえるには「カラーこむぎねんど」よりは高くなります。
だけどこっちの方がコシがあって、造形には向いてます。「カラーこむぎねんど」は柔らかすぎて細い造形などは”しなっ”となります。
どちらにしても乾燥すると固くなってしまうので、使わないパーツなどはタッパにしまって固くなるのを防ぎます。
そして出来上がったものが次の動画。
体勢を維持するためにパスタを刺した穴が気になりますが、動きはよりリアルにできたと思います。
これで「ねんどアニメ」の博士って言ってもらえると嬉しいですね!
しかし「おねんどおねえさん」にはキャラの面でも全く勝てる気がしませんね(笑)