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北海道民なのに、全国の「IKEA」を4店舗行ったことのある所長が教えるイケア攻略法!

2店舗目「IKEA鶴浜」

さて、今度はいきなり大阪に飛びました。千葉には1月に行ったばかりですが、大阪イケアにはすぐ後の3月に行っています。

うちは、子供が3人で、これまでまともな家族旅行もしていなかったため、その目的で行きました。前にイケアに行った話を聞いていた妻も行ってみたいということもあり。

4泊5日の日程でしたが、マジでハードスケジュールでした。みなさん、目的はユニバーサルスタジオジャパンだなと思うでしょ!?

イケアがすぐ近くなのにもかかわらず、USJには行っていません。

三上一家の目的地は、福井県にある「福井県立恐竜博物館」、そして京都市にある「東映太秦映画村」でございます。

不肖ながらわたくし、旅行スケジュールは綿密に自分で組むタイプです。

家族5人で、いかに安くいけるかをとことん調べます。

それこそ、デュアルディスプレイのパソコンで、ブラウザをいっぱい立ち上げ、タブもいっぱい起こし、旅行サイトや航空会社、鉄道会社、フェリー会社、それら比較サイトや、本家サイトをくまなく比較し、出発時刻から到着時刻、それらにかかる経費をエクセルでまとめます。スッゴイ時間をかけます。

やっぱ旅行は計画段階が一番たのしいよね。

当時うちの子は長女8才、長男4才、次男2才という、黙って長時間座っているのがものすごく可能性として低い状況でした。

まず、鉄道系はその時点で消えます。飛行機は速いのですが、直前まで確実な日程を決められなかったため、高い&「恐竜博物館」へのアクセスが難しい。イケアもあるため車は必須。という条件で、フェリーで行くことになりました。(安いし!新日本海フェリーだと福井県に直行で行ける。)

まず最初の難関は、函館港があるにも関わらず、函館港は青森との航路しかないんです。

そのため一番近い苫小牧まで行きます。

距離にしておよそ300㎞!時間はだいたい4時間。

福井までは1日1便で、出発は23:30。17:00仕事終わりで帰宅し、函館を出るのが18:00。そこから4時間運転し、車を連泊可能な駐車場に預けます。フェリー乗り場まで送ってもらって、苫小牧フェリーターミナル到着が22:30くらいでした。(自車を載せるよりはるかに安い。)

手続きを済ませ、予定通り出発します。福井県までは約21時間の長旅でございます。

長距離航路の船旅はいいですよね。いつでも入れる銭湯と映画館まである。レストラン、軽食堂、キッズスペースもあり、船内が広い。ネットもつながらないため、外界と遮断されたかなりのびのびとした時間を過ごせます。

21時間は長いと思われがちですが、半分は寝たりゴロゴロしています。たっぷり休めますし、小さい子連れで乗り換えで消耗することを考えたらかなりオススメです。

あとは何度もお風呂に入ったり、映画見たり、キッズスペースで、持ってきたラキューで遊んだり。超大作を集中して作れるのは、こういうときならでは。

平日なのもあり、人が少なく、子供が走り回っても迷惑かけることもなく。(本当はダメだけど。むしろ「子供は元気でいいねぇ!」と言われるくらいの空気感があります。)

次の日の20:30に福井県敦賀港に到着します。しかし、函館の目の前を通過するのに、どうして函館には止まってくれないんだろう。函館から乗れたら毎年恐竜博物館に行くんだけどな。

というわけで、敦賀に到着し、タクシーでホテルに向かい、名物料理が食べられるお店で軽く一杯。

ホテルに戻り、次の日に備え就寝します。

朝、さっそくレンタカーを借り、目指すは、朝イチからの「福井県立恐竜博物館」

ここは、世界三大恐竜博物館とされており、とにかくスケールが違います。「獣電戦隊キョウリュウジャー」の映画ロケ地ということが動機ですね。

てゆうか、この記事はイケアの話だったので内容は割愛します。(自分も書きながら忘れてた💦)みんなも行ってみて!絶対楽しい!

その後は昼過ぎにまっすぐ「IKEA鶴浜」に向かいます。

確か4~5時間くらいで着いたかと思いますが、子供たちはその間たっぷりお昼寝。

夕方6時過ぎに到着し、早速お買い物!

と、その前に、確実に”チョロチョロ軍団”になるであろう子供たちを託児コーナーに預けようと企みます。

4才からなのは事前に知っていたので、末っ子だけは連れて回るかと思って向かったところ、なんと!3時間待ち!

一気に体から力が抜けるのがわかります。都会をなめてました。都会の洗礼を受けました。

仕方なく、5人で2階を一通り回ります。私はちょっと前にイケアの構造を理解していたのでほぼ子守り。妻は初めてのため、そりゃあ目移りして予定通り進みませんよ。

期待を裏切らない”チョロチョロ軍団”はたちは想像にお任せします。

レストランに差し掛かり、ちょうど夕食をとります。まだ運転があるため飲めもしない。

レストランにも子供が遊ぶスペースがあり、早々と食事を終わらせた子供たちはそこで遊んでいました。私たちはまだ食べ終わってないため、「食べ終わるまでそこから出ないでね」と言いました。

円形のちょっとくぼんだ空間になっており、たまに子供たちの頭がピョンピョン跳ねると見えます。

しばらくして長女が来て言いました。「末っ子がいない」と。

私たちが捕捉していたのは違う子供の頭だったのです!(髪しか見えなかった)

さあ!来ました!お約束パターン!!!

ガックリと肩が落ちます。

妻は早々と食事の片づけに。私はひたすら来た道を逆走し、探し回ります。

しばらくすると、妻から電話が。末っ子が託児コーナーにいることがわかります。

さぞ、泣いているだろうと思いながら向かいます。

行くと落ち込んだ様子で椅子に座っていました。(泣いてはいない)

聞くと、ベッドの上で楽しそうに転がっていた末っ子を保護して頂いたそうです。

はぐれても、不安にならない我が息子。つくづく”野原しんのすけ”だと思わされます。ちなみに名前に”しん”が入っているため、皆からの呼ばれ方は「しんちゃん」です。

かなり時間を食っています。

当然のごとく大量に買い回り、アウトレットも見逃さず、閉店も迫っているため、鬼気迫る思いで進行します。さながら、「クレヨンしんちゃん映画、暗黒タマタマ大追跡」のスーパー内でのオカマの立ち回りのようです。

末っ子はカートの中で寝ています。(ダメなんだけど・・・)

ゴッソリ荷物をレンタカーに積み込み、子どもたちは長尺物で頭部が窮屈になりながらも、近くのクロネコヤマトに向かいます。

重量にして120kg

送り主も、送り先も自分という、”マヌケ”な発送をします。

似たような箱はガムテープ等で一つにまとめると、2箱でも1箱扱いになり、送料が安くなるというアドバイスもいただきました。

梱包のお手伝いもしていただいて、なんとか発送を終えました。

その後ホテルに着いたのは夜10:30。

もう、倒れ込むように寝ましたね。

次の日はまた朝イチから「東映太秦映画村」へ向かいます。

ここは、枯れたオッサンが通う、時代劇の撮影所とお思いでしょうが、実は”東映”とある通り、まさしく「仮面ライダー」と「戦隊ヒーロー」の聖地です。「プリキュア」もね。

こんな感じの”パラダイス”!

しかも忍者屋敷など、子供が楽しめるアトラクションもいっぱい!

たくさん遊んで、子供たちも十分満足!

そこからまた、敦賀港に戻り、フェリーで帰路につきました。

フェリーは、ホントオススメです。よく、旅行疲れってありますけど、最終日に強制的に休養日を入れれる感じになるので、次の日がダンゼン”ラク”です。

実はこの旅で、持っていった「ipad mini 2」を紛失してます。ネットワーク上にないため、「iPhoneを探す」アプリでも無理でした。もったいないぜ!さらに続く。